- とくさん
記憶の大切さ(1)~名前を覚えたい~
最終更新: 2020年6月17日
学んだことをすべて記憶していたら、これまでの受験や資格取得、仕事がスムースに進んだのにと思ったことはありませんか?
私は、昔から記憶力には自信がありませんでした。
身近なことで言えば、好きな三国志の本を何回も読んでいるのですが、人の名前が記憶できず、本を読みながら人の名前を覚える事をやめてしまいました。
今は違います。
漢字であろうが、片仮名であろうが、アルファベットであろうがその都度覚えるようにしています。それが出来るようになりました。
そこから、長年携わってきた業務・研修にも活かせるのではないかと思い、実践中ですので、情報を共有させていただきます。
30年近い営業の現場から、人事総務グループへ立場が変わり、10年間 企業の教育現場に携わっていました。外部の研修会社が企画する新しい研修のコンテンツのデモンストレーションンに100件以上参加し、自分の目で確認してきました。また、研修を企画したり、研修を考えたり、自分でも講師として登壇したりもしました。
社員の教育、育成、目的は企業の発展ですが、個人の人としての成長、それらを考える中で、本当にいい人材育成方法は何か?いい方法はあるのか?
答えは中々見つからず、状況、状態、環境に応じて、その都度現実的な研修を計画実施してきました。
そこで気づいたのが人間は忘れる生き物。
折角学んだ、良い研修や良い講師から学んだ技術や考え方をすぐに忘れてしまうという現実です。忘れると実行に移せず、実績にも結び付かないのは自明の理です。
では学んだことを忘れないように記憶の技術を使ってすぐに使える脳に留めておけば学習効果は格段に上がるはずですよね。
ここから記憶の話に入ります。